当作品のDVD発売前だったし、脚本の掛札さんがトークショーに出られるというので渋谷のヴェーラまで観に行きました。
良平さんお目当てで観に行きましたが、良平さんが出てなかったとしても、さすが石井輝男、面白かった!
場内満杯のお客さんと一緒に笑ったり、あーっと声にならない悲鳴を上げたり、これぞ映画館で観る醍醐味、楽しかったー。
この作品で大好きになってしまったのは、艶っぽくかつ凄味のある清川虹子、あっけらかんとカンカン踊りの沢淑子。
この二人の出てる映画はもっと観てみたい!
今回の良平さんはめずらしく善人役で、温情派の刑務官。
ラストで良平さんの刑務官が出てきて、渡瀬恒彦のお母さんが重い病からもちなおしたと告げる場面はあまりにご都合主義過ぎて館内に笑いが。まあでも石井輝男ですもんね。
もう一回DVDで観てみようかと思うのですが、『網走番外地』の第一作みたいに、手錠で繋がれた二組が大雪原を逃げ回るという話ですので、これは大きいスクリーンで観るのがおすすめです!