カッコいい良平さんが頻繁に出てくる作品。
管理人が観てきた日活のプログラムピクチャーでは、悪の組織のNo.2といった役どころの良平さんは途中から出てくるのがふつうなので油断していたら。
あら最初から出てきて旭と殴り合ってる!こりゃ嬉しいと座り直して観ました。
今作は二本柳寛さん(この方は善人役もイイ!)扮する猟銃店のオーナーの子分。
他の作品よりも登場シーンが多いのはいいのですが、日活では『機動捜査班シリーズ』よりも前で、悪役として出始めの頃だからなのか、あまり良い役じゃないんですよ。旭に遭遇するたびにすぐのされちゃうんです。
お話は脚本が悪いのかタラタラしていてあまり面白くない。
このシリーズは神出鬼没の小林旭の変装がウリらしいですが、今作は旭の変装が少なく、その分をルリ子と小沢昭一にやらせてるのでしょうか。
今回の発見は楠侑子のなんとも美しいこと。このとき26歳。
最初の黒いミニのチャイナドレスもすらっとして素敵でしたし、最後の西伊豆の達磨山(?)付近のガレ山でのパンツスタイルも細く長い脚でかっこよかった。
メイクも日本人離れした感じでフランスの女優さんのようでしたね。
フランス映画『霧の波止場』のヒロイン役で有名になった、ミシェル・モルガンに眼がよく似ています。