ラピュタの日活のバイプレーヤーに焦点をあてた特集で観ました。
主演の小高雄二(超美男なのにね!)が気の毒になるくらい脇役が光っている一作なので、この特集にぴったりですね。
ちょっと顔が長いけど色気ある垂水悟郎&頭の弱い高品格の脱獄囚コンビに、余裕あるベテラン刑事の大坂志郎、気の良い若衆の榎木兵衛(顔からして決して上流階級の役はやらないですが、一般の人かと思うほど庶民の役の上手い俳優さんですよねー)。
良平さんは垂水悟郎の弟分だったのに、彼が懲役に行っている間に彼の女をモノにしてシマまで奪っていたので撃たれてしまう役。
撃たれる直前、カーテンに隠れるのですがニヤッと不敵に笑うお顔がカッコいい!
(カーテンの後ろに行ったら撃たれるに決まっているのにどんな演出の意図なんだかわからないんですけどね)
管理人は良平さんばかり注目していたので、最初分からなかったのですが、垂水悟郎も素敵!宇崎竜童を二枚目にした感じで。
考えてみたら良平さんも垂水悟郎も悪役枠なので、二人が対決する場面は珍しいのですね。
一緒に出演した作品は他にもあるのでチェックしてみたいと思います。