DVDも出ていますが、映画館の大きなスクリーンで観てほしい映画。
ハリウッドの『シェーン』のような、随分だだっ広い日本離れした場所だなあと思ったら、島根県の三瓶山山麓でロケしたのだそうです。
最初に宍戸錠が馬から降りて水を飲んでいるうちに銃撃される場面は長野県軽井沢の白糸の滝でしたが(笑)
強い印象を残す重厚な造りの白木の吊り橋、厚い壁のようにそびえたつ三瓶山のふもとに輝く小さな池など、今でもあったら行ってみたくなるような美しい風景が数多く登場します。
良平さんが登場するのを待ちながら、ぼーっと観光ガイドフィルムのように観てしまいました。
良平さんが悪役の日活映画は皆同じような映画だなあと、楽しみどころとしては衣装だったり、ロケ地がどこか考えてみたり。
なのであまり大した感想もなくてすみません(m(__)m)
やっと出てきた良平さんは宍戸錠やその友人の小高雄二に恨みを抱いて二人を追ってくる男。帽子・シャツ・ズボン・ブーツすべて黒づくめでかっこいい!
『日活の中で一番印象に残っている』『一番精悍な時だな』と梅林敏彦氏のインタビュー「アウトローに挽歌はいらない スクリーンにはじける男たち」で語っていた映画です。