脚本(松山善三)がよくないときの役者さん、可哀想…
これで自分の役に感情移入できるのかしらん…
良平さんの役は自分たちの村の水源を取ってしまおうとする東京の会社に反抗する農民の役だから、いいとしても、主演二人の有馬稲子、佐田啓二の役はなんだかな…。
有馬稲子…秘書として仕える自分の上司(自分に気があるかもしれない)が自殺してさっさと他の会社の社長秘書になれる?
佐田啓二…有馬稲子を好きだから、自分をずっと片思いしてくれていた女(桂木洋子)を振るのに、有馬稲子に振られたからってすぐにそっちに目が行く?
釈然としない思いがえんえん続き、観ていて疲れた…。
当時のお客さんはどう思ったでしょう。
あ、良平さんは白皙の美青年でした。
眼福です。