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『南國土佐を後にして』1959年8月2日公開 日活(撮影時35歳)

初めて良平さんに注目したのがこの作品。

もともと小林旭の若い時が好きで目の保養代わりに見ていたところ『あら、なんてかっこいい人なのかしら』と目が釘付けになりました。

 

実年齢はとうにおじさんの年齢になってますが、頬なんてそげててそりゃあもうすこぶるつきの美青年。

7歳のサバ読みはバレなかったでありましょう。

 

今作の良平さんは借金のかたに浅丘ルリ子を自分のものにしておきたく、旭を遠ざけようと妨害する悪役。

『自分の女』呼ばわりするわりには、ルリ子の貞操は大丈夫そうなのですね。

 

もしかするとルリ子を大事に思うあまり手を出せない設定なのか?と思いましたが、脚本はそこまで書きこんではいません。

良平さんもそういう役作りはしてなかったので、借金だけでなぜルリ子をモノにしたいのか見ている方にはよくわからないのですが。

 

わりにあっけなく、旭に倒されるし。